7月 水と土への感謝祭
2009/7/16
7月は、「水と土への感謝祭」を行いました。昨年の7月は「地球様への感謝祭」を行い、利用者の皆様と共に日頃、無償の愛で育んで下さっている地球様へ感謝する会と致しました。そして今年は、どの様な感謝祭にしたらよいだろうかと考えていたところ、今年の7月から12月までの期間、新潟市で「水と土の芸術祭」が開催される事を思い出しました。
新潟市は、日本一の水量と延長を持つ信濃川、日本最大級の水量と清流度を持つ阿賀野川によって生まれました。この母なる二つの大河は、かつて出口を求めてさまよっていました。人はその出口として、ある時は山をうがち、またある時は大地を削り、多くの放水路を造って来ました。この地で先人は多くの放水路を造り、かつて東洋一とうたわれた排水機場を築くなど、技術の粋を尽くして来ました。水と土と共に生きる街を築いた新潟市。ここから生まれた文化を大切にして、時代を担う子供たちに伝えて行きたい。水と土の芸術祭はそのような趣旨で行われます。
思えば私達は、水と土なしでは絶対に生きて行くことができません。そんなにも大切な水と土に対して、これ迄どれほど感謝をして来ただろうかと思うと、とても恥ずかしくなります。その事に気付いた時、翠風園でも水と土に感謝する行事を行おうと案が上がり、「水と土への感謝祭」を行う事になりました。
感謝祭当日は、利用者の皆様と一緒に水と土へ感謝の想いを捧げ、利用者様も職員も共々に水と土への感謝の言葉を発表しました。長い人生の歴史の中で培って来られた利用者様の感謝の言葉をお聞きして、その感謝の深さに感動しました。その様な中で特に素晴らしいと思った利用者様のお言葉をご紹介したいと思います。
6月末頃から水と土の感謝祭の趣旨説明を利用者様に行っておりましたが、この方は短冊にどの様な感謝の想いを込めようかとずっと考えておられたそうです。そうしたら、ある時、大地も野菜たちも水をゴクゴクと美味しそうに飲んでいるように見え、水も土も皆、生きている事をはっきりと感じ取られたそうです。この度の感謝祭を通じてこのような体験ができた事と日頃あたり前になって感謝を忘れがちな水と土へ感謝する会に参加できた事をとても喜んで下さいました。私たち職員も、このような人生の大先輩の心境に一歩でも近付く事ができますように努力して参りたいと思います。
新潟市は、日本一の水量と延長を持つ信濃川、日本最大級の水量と清流度を持つ阿賀野川によって生まれました。この母なる二つの大河は、かつて出口を求めてさまよっていました。人はその出口として、ある時は山をうがち、またある時は大地を削り、多くの放水路を造って来ました。この地で先人は多くの放水路を造り、かつて東洋一とうたわれた排水機場を築くなど、技術の粋を尽くして来ました。水と土と共に生きる街を築いた新潟市。ここから生まれた文化を大切にして、時代を担う子供たちに伝えて行きたい。水と土の芸術祭はそのような趣旨で行われます。
思えば私達は、水と土なしでは絶対に生きて行くことができません。そんなにも大切な水と土に対して、これ迄どれほど感謝をして来ただろうかと思うと、とても恥ずかしくなります。その事に気付いた時、翠風園でも水と土に感謝する行事を行おうと案が上がり、「水と土への感謝祭」を行う事になりました。
感謝祭当日は、利用者の皆様と一緒に水と土へ感謝の想いを捧げ、利用者様も職員も共々に水と土への感謝の言葉を発表しました。長い人生の歴史の中で培って来られた利用者様の感謝の言葉をお聞きして、その感謝の深さに感動しました。その様な中で特に素晴らしいと思った利用者様のお言葉をご紹介したいと思います。
畑を作っていると土は有難いなと思います。お母さんが畑に水を撒いていると野菜たちが土の中で美味しそうに水を飲んでいる様に見えました。水くれはできるけれど、水を作る事や雨を降らせる事はできません。感謝をしています。また、水と土に感謝するという大切な事を行事として行う翠風園さんは素晴らしいと思いました。
6月末頃から水と土の感謝祭の趣旨説明を利用者様に行っておりましたが、この方は短冊にどの様な感謝の想いを込めようかとずっと考えておられたそうです。そうしたら、ある時、大地も野菜たちも水をゴクゴクと美味しそうに飲んでいるように見え、水も土も皆、生きている事をはっきりと感じ取られたそうです。この度の感謝祭を通じてこのような体験ができた事と日頃あたり前になって感謝を忘れがちな水と土へ感謝する会に参加できた事をとても喜んで下さいました。私たち職員も、このような人生の大先輩の心境に一歩でも近付く事ができますように努力して参りたいと思います。