10月10日（金）北海道の徳橋様ご夫妻より湯呑みのご寄付を戴きました。

デイサービスが開設されました時に思いもかけずお贈り戴いた湯呑み茶碗から数えまして、この度で4回目になります。しかも、今回は3種類の湯呑み茶碗をお贈り戴き、徳橋様が心を込めてお作りになられた湯呑み茶碗を前に感謝と感動で胸がいっぱいになりました。

以下、3枚の写真がこの度お贈り戴きました湯呑み茶碗の写真です。



翠風園では朝、利用者の皆様が到着されますと温かなおしぼりと共に徳橋様よりお贈り戴きました桜の湯呑み茶碗にお茶を入れてお出しします。利用者様は、 先ずあたたかいおしぼりで手と顔を拭かれると両手で湯呑みを手にとられ、ゆっくりとお茶を飲まれるのですが、その時、本当に幸せそうな表情をなさいます。

そのような利用者の皆様のお姿を拝見してこちらまで幸せな気持ちになってしまいます。

ところが今年の春の職員会議でこれまで大切に使わせて戴いて来た湯呑み茶碗のいくつかが欠けてしまっていた事を知り、とても残念に思いました。何処かか ら新しく買い足すという話も出たのですが、翠風園の湯呑み茶碗は徳橋様からお贈り戴いたもの以外に考えられない。徳橋様よりお贈り戴いた湯呑み茶碗は、も うすっかり私達の大切な仲間として無くてはならない存在になっておりました。職員全員が皆そのように思っていたものですから、この度、新しい湯呑みをお贈 り戴きました時は本当に嬉しくて、新しい湯呑み茶碗と初顔合わせする職員から、「わあー」「すごーい」と歓声が上がっておりました。

このように翠風園を応援して下さる方がいらっしゃるという事を本当に有り難く思います。そして、徳橋様がお贈り下さいました湯呑み茶碗のように、強く主 張するわけではないのに手にとられた方を引き立て、何故かとても幸せな気持ちにしてくれる。そっと側に寄り添うような、そのようなケアを目指して行きたい と思います。



※ 3枚の写真がこれまでお贈り戴きました湯呑み茶碗の写真です。
左から開設時にお贈り戴きました1作品目、中央が2作品目、右が3作品目の湯呑み茶碗です。