12月 今年一年への感謝祭
2012/12/20
■12月20日から26日までの1週間は、デイサービスとグループホーム合同で、「今年1年への感謝祭」を行いました。
■この行事は1年の締めくくりとして、年初めの2月に立てた1年の目標を振り返ると共に、掛け替えのない平成24年という年に、感謝を捧げる事をテーマとしております。
■感謝祭当日は、翠風園の1年間を振り返るスライド上映と、利用者様、入居者様、そして職員から、今年1年への感謝の言葉を発表しました。
■そして、1年間の御礼を込め、利用者様、入居者様にプレゼントをお渡ししており、近年では、お一人おひとりの素敵な写真を集めてお贈りしていました。今年のプレゼントは何にしようかと、皆でアイデアを練っていた時、グループホーム職員の宇都宮さんが、お寺のご住職のお話しをして下さいました。
■そのご住職は、村のお年寄りの皆さんに、敬老会に際してプレゼントは何が一番欲しいか、アンケートを取った事があり、その時出された意見の多くは「自分達はもう金も物も要らない。今、一番欲しいのは優しい言葉だ」というものだったそうです。
■そして、グループホームのある入居者様は、管理者の杉澤さんが贈ったお手紙を、毎日音読されている事も聞き、「温かい言葉」と「手紙」が職員の中で一つに結びつき、「今回は、皆様一人ひとりに感謝の手紙をお贈りしてはどうだろうか」と、構想がまとまって行きました。
■この「感謝のお手紙」は、1人の職員が数名の利用者様へのお手紙を担当し、日頃の感謝の想いを書かせて戴きました。そして、利用者様と職員の溢れんばかりの笑顔の写真も添える事とし、このお手紙が皆様のお傍で、私達職員の感謝の想いを伝えてくれる事を願って、作らせて戴きました。
■
また感謝祭の期間中、プレゼントをお渡し出来なかった利用者様は、ご自宅などにお届け致しました。中には、体調を崩されて入院している方も数名いらっしゃいましたので、利用者様への感謝の気持ちと、皆様の回復と少しでもお元気になって戴きたいとの思いで、お届けに伺わせて戴きました。
■その後、病院でカンファレンスが行われた際、病室へご挨拶に伺う機会がありました。その利用者様のベッドの横には、プレゼントの額が大切に飾ってありました。
■女性利用者のH様は、
■と、沢山お話しして下さいました。
■また、男性利用者のS様にもお逢い出来、付添いをされていた奥様からは、
■とお話し下さり、ベッドで静養されていたS様は、奥様の言葉に合わせて数回頷いて下さいました。
■このお話しをお聞きして、今回このプレゼントに決めて、本当に良かったと胸が暖かくなりました。後日、宇都宮さんがプレゼントのアイデアを提供して下さったお寺のご住職に、御礼をかね翠風園での感謝祭の様子をお伝えして下さったそうです。ご住職もとても喜んで下さったとお聴きしました。
■今回の行事は、1年の締めくくりに相応しく、感謝の気持ちが沢山溢れた心に残る感謝祭となりました。来年も利用者様、入居者様と一緒に過ごさせて戴ける日々を大切にして参りたいと思います。
■この行事は1年の締めくくりとして、年初めの2月に立てた1年の目標を振り返ると共に、掛け替えのない平成24年という年に、感謝を捧げる事をテーマとしております。
■感謝祭当日は、翠風園の1年間を振り返るスライド上映と、利用者様、入居者様、そして職員から、今年1年への感謝の言葉を発表しました。
■そして、1年間の御礼を込め、利用者様、入居者様にプレゼントをお渡ししており、近年では、お一人おひとりの素敵な写真を集めてお贈りしていました。今年のプレゼントは何にしようかと、皆でアイデアを練っていた時、グループホーム職員の宇都宮さんが、お寺のご住職のお話しをして下さいました。
■そのご住職は、村のお年寄りの皆さんに、敬老会に際してプレゼントは何が一番欲しいか、アンケートを取った事があり、その時出された意見の多くは「自分達はもう金も物も要らない。今、一番欲しいのは優しい言葉だ」というものだったそうです。
■そして、グループホームのある入居者様は、管理者の杉澤さんが贈ったお手紙を、毎日音読されている事も聞き、「温かい言葉」と「手紙」が職員の中で一つに結びつき、「今回は、皆様一人ひとりに感謝の手紙をお贈りしてはどうだろうか」と、構想がまとまって行きました。
■この「感謝のお手紙」は、1人の職員が数名の利用者様へのお手紙を担当し、日頃の感謝の想いを書かせて戴きました。そして、利用者様と職員の溢れんばかりの笑顔の写真も添える事とし、このお手紙が皆様のお傍で、私達職員の感謝の想いを伝えてくれる事を願って、作らせて戴きました。
■
また感謝祭の期間中、プレゼントをお渡し出来なかった利用者様は、ご自宅などにお届け致しました。中には、体調を崩されて入院している方も数名いらっしゃいましたので、利用者様への感謝の気持ちと、皆様の回復と少しでもお元気になって戴きたいとの思いで、お届けに伺わせて戴きました。
■その後、病院でカンファレンスが行われた際、病室へご挨拶に伺う機会がありました。その利用者様のベッドの横には、プレゼントの額が大切に飾ってありました。
■女性利用者のH様は、
■「この前もらった額を、毎日見ています。ここに書いてある言葉を毎日読み上げてね、元気だそうと頑張っています。職員の皆さんの写真もここにあるでしょう。懐かしくてね・・涙が出て来る。写真に向かって話しかける事もあるんですよ。仲間にも職員の皆さんにも早く逢いたい。今はこの額が、生きる張り合いになっています。本当に有り難うございました」
■と、沢山お話しして下さいました。
■また、男性利用者のS様にもお逢い出来、付添いをされていた奥様からは、
「先日はプレゼントを届けて下さって、有り難うございました。お父さんも喜んでいます。この前ね、自宅にプレゼントを持って帰ろうとしたら、お父さんが首を横に振るんですよ。『ここに置いていけ』という事だったんです・・。入院してだいぶ経つから、翠風園の職員さんの顔は忘れているんじゃないかと思っていたけど、時々ベッドの上で眺めているみたいです。入院していると楽しみが少ないでしょう? だからとっても良いものを戴いたと、私も喜んでいます」
■とお話し下さり、ベッドで静養されていたS様は、奥様の言葉に合わせて数回頷いて下さいました。
■このお話しをお聞きして、今回このプレゼントに決めて、本当に良かったと胸が暖かくなりました。後日、宇都宮さんがプレゼントのアイデアを提供して下さったお寺のご住職に、御礼をかね翠風園での感謝祭の様子をお伝えして下さったそうです。ご住職もとても喜んで下さったとお聴きしました。
■今回の行事は、1年の締めくくりに相応しく、感謝の気持ちが沢山溢れた心に残る感謝祭となりました。来年も利用者様、入居者様と一緒に過ごさせて戴ける日々を大切にして参りたいと思います。