4月 お花見
2009/4/12
4月12日(日)から17日(金)までお花見に行って参りました。
今年は例年よりも早く咲きはじめ、花の咲いている期間が短かった事もあり、後半は既に半分ほど花の散ってしまった桜の木を眺める事になりましたが、それでも利用者の皆様は、花見に出かけた事をとても喜んで下さいました。
毎年、お花見にはあたたかいお茶と一緒に桜の下で食べられるお菓子を厨房の西村さんにお願いして作って戴くのですが、今年は温かいおしるこや関東風の桜餅を準備してもらいました。
満開に咲く桜の木の下で桜餅やおしるこを戴きながら皆様のお話をお聞きしておりましたところ、職員の捧さんがある利用者様に「来年もまた桜を見に来たいですね」と声をかけると、その方は「あんた達、若い人は来年の事を考えられるかもしれないけど、私達の年代になると来年またここに来れるかは分かりません。だからこそ今日、ここに連れて来てもらった事が本当に嬉しいし、また今年の桜はとても美しくなって見えましたよ。今日は素晴らしいお土産をもらってとっても嬉しかった」とお話し下さったそうです。
魂の学びは永遠ですが人の命には限りがあります。「限りある人生だからこそ、精一杯になれる」そのように教えて戴きました。人生の大先輩を見習って私も日々を精一杯すごして行きたいと思いました。