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9月 敬老会
2009/9/17
 

 9月17日(木)から23日(水)までの1週間、翠風園では敬老会を行いました。昨年まで、デイサービスとグループホームはそれぞれ別々に敬老会を行って参りましたが、今年は、デイサービスの利用者様とグループホームの入居者様をご一緒に敬老のお祝いをさせて戴きました。

 翠風園の敬老会では、卒寿や米寿などの節目をお迎えになられた方に写真のような、職員手作りの記念状と記念品をお渡し致します。また、それ以外の皆様には、感謝状と記念品をお渡ししました。

090901.jpg090902.jpg090903.jpg 今年の記念状と感謝状の形式は、昨年に引き続き二つ折りのものをご用意する事にしました。二つ折りの感謝状を開くと、上が賞状となっており、下は翠風園の前で撮影した集合写真になっています。また、記念品は貝殻のキーホルダーでしたが、節目の方には貝が2個のものをお渡しし、他の方々には貝が1個のものをお渡し致しました。

 敬老会の当日、職員はスーツ姿で利用者の皆様に敬意を表し、利用者の皆様には胸に赤いリボンを付けて戴きました。表彰の際に記念状、感謝状をお一人ずつ心を込めてお渡しすると、利用者の皆様はどなたも深々とお辞儀をされ、中には涙を流される方もおられたので、こちらまでもらい泣きしてしまいました。

 そして、記念状授与の後は、職員が毎日2名ずつ「利用者様への感謝の言葉」を発表させて戴きました。感謝の言葉を読み上げている途中で涙で言葉につまる場面もあり、職員1人1人が、その時の精一杯の感謝の言葉を発表していました。

090904.jpg090905.jpg090906.jpg その様にして利用者様には職員からの感謝の言葉をお聞き戴き、その後、グループホームの職員が精一杯の感謝の想いを込めまして、「ふるさと」と「もみじ」の合唱をさせて戴き、デイサービスの職員は、よさこいソーランをご披露致しました。

 例年ですとデイサービスの職員だけで踊るところ、今年はアンコールの際にグループホームの職員も加わり盛大に敬老会を締めくくる事ができました。

 利用者様の中には敬老会の終盤で、「どうしても感想が言いたい」、「感想を言わずには帰れない」と両手にマイクを持たれ、私達職員が準備させて戴いたひとつひとつの企画に対して、「どれも真心がこもっていてとても嬉しかった」という丁寧な感想をお聞かせ下さいました。

 また、「今日の敬老会に参加して生き返った」と職員に感想をお話して下さった方もおられました。良かった、悪かったという感想ではなく、生き返ったという感想を戴くのははじめてでしたので、この様な素晴らしい感想をお聞きして、もしかすると感謝の想いは人を生き生きとさせるエネルギーがあるのかもしれないと思いました。

 これからも感謝の心を忘れず、精一杯の真心で利用者の皆様の心身のケアに努めて参りたいと思います。

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